ごあいさつ

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニックでは、「がん」と闘っている患者様とご家族をひとりでも多くサポートしたいという思いから「体に優しい免疫療法」を実施しています。免疫療法は、すべてのがん患者様を治療できるような夢の治療法ではありません。しかし、わたしの腫瘍外科医としての経験と900例を超える免疫療法担当医としての経験から、この免疫療法は患者様の身体的負担はほとんどなく、単独あるいは他の治療との組み合わせにより治療効果が期待されます。免疫療法により、患者様の免疫力は回復・増強され、病気と闘う気力と体力がよみがえり、がんに対する有効な治療効果につながると考えられます。
スタッフ一同、患者様本位の免疫療法に徹し、最大限の努力をしていく所存です。来院される患者様・ご家族の「明るい笑顔」を目指して。

医療法人順正会
横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック
免疫療法担当部長 櫛田和義

  • 担当医師 櫛田和義のプロフィール

略歴

  • 1977年3月
    金沢大学医学部卒業
  • 1977年4月
    横浜市立大学病院整形外科研修医
  • 1977年10月
    横浜市民病院麻酔科研修医
  • 1978年4月
    横浜市立港湾病院整形外科
  • 1979年6月
    関東労災病院整形外科
  • 1981年6月
    横須賀北部共済病院整形外科
  • 1982年6月
    神奈川県立こども医療センター整形外科長
  • 1984年6月
    横浜市立大学整形外科講師
  • 1985年5月
    神奈川県立がんセンター 骨軟部腫瘍外科部長
  • 2006年4月
    島脳神経・整形外科医院
  • 2009年4月
    医療法人順正会 横浜鶴ヶ峰病院免疫療法担当医師
  • 2015年1月
    横浜鶴ヶ峰病院付属健診クリニック 免疫療法担当部長
  • 2015年6月
    横浜鶴ヶ峰病院付属健診クリニック 院長
  • 2017年4月
    横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック 院長
  • 2018年4月
    横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック 免疫療法担当部長

所属学会

日本癌学会会員、日本癌治療学会会員、日本整形外科学会会員。

研究業績

  • 1)Clinical experience with In-111 labeled LAK cells and TILs for tumor localization. K,Kushida,K..et.al.,
    Radiorabelled CellularBlood Elements,239-245,1990 Wiley-Liss,Ink.
    骨軟部腫瘍患者培養自己リンパ球を医薬品放射性同位元素In-111で標識。
    静脈内投与した後、培養リンパ球の癌組織への集積等の体内動態を解析した報告。
  • 2)骨軟部腫瘍に対する養子免疫療法。櫛田、他。第50回日本癌学会総会記事、301、1990.
  • 3)骨悪性繊維性球腫に対する免疫化学療法の検討。櫛田、他。日本整形外科学会総会記事、65、1991.
  • 理念と基本方針

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック ~免疫療法~ は、がん患者さまの免疫療法のため、医療相談、培養施設、臨床治療の機能を備え一元的に運営していきます。

医療理念

  • 患者さま一人一人の生命を尊重し、人間としての尊厳と権利を守ります。
  • 医療人としての自覚と誇りをもち、「不断前進」の精神で創造的な前進と改革を進めます。
  • 地域との連携を図り、地域住民のための包括的医療(保健・医療・福祉)を実践します。

基本方針

  • 患者さまの立場にたった安全かつ良質な医療サービスを提供するよう努力いたします。
  • 患者さまのプライバシーの保護と尊重を心がけます。
  • 患者さまの安心と満足が得られるよう、わかりやすい説明と正しい情報提供を行います。
  • 看護方針

患者さま及びそのご家族に、信頼され満足していただける心のこもった看護サービスを提供することを目指しております。

  • 社会・医療のニーズに応じた質の高い看護サービスを提供する。
  • 患者さまおよびそのご家族に安心・安全・満足を提供する。
  • 人間性・感性を高める。